さみどめらいふ

悠々自適に過ごしたい人のために送る全能なるブログとその筆者の属するサークル「イロクウカンラボ」の活動記録。

『読みたいことを、書けばいい。 人生が変わるシンプルな文章術/(著)田中泰延』を読みました。

うぬである。

 

電車でスマートフォンをただ弄り呆ける時間がとても無駄ということを知らされた今日この頃。

最近は電車移動の隙間時間や、寝る前はスマホぶん投げて読書の時間に充ててるようにしている。一応、これでも学生時代はライトノベルを読み漁るライトなノベラーだったのだ。(`・∀・´)エッヘン!!

 

んで今月頭に買った表題の本だが、昨日読み終わった。

 

 

 

 

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技術本というよりかは読み物としてとても面白く、自分は物書きではないが何か創作物をしている人にも薦めたい、そんな本だった。

 

感想を絵で伝えるのは何か違う気がしたのでちゃんとブログで文章として感想を述べておく。心がホットなうちに本を感想を述べるのは大事である。同じ夏に読書感想文を放り投げていたであろう少年どくがんりゅーに言って聞かせたい。

以下心に響いた言葉文章を抜粋して感想・個人的な備忘録としたい。

 

 

 

 


 

『-承認欲求を満たすために書くは割に合わない。』

(「だれに書くのか その3」P104~)

 

 

こんな記事を書いている私でも一応、大勢の人にこのブログを見て貰って出来れば称賛の限りを尽くされたい。ブログを書くことでチヤホヤされたい!…と少なからず思っている。

が、ご存じでないかも知れないがこの私、本年で”ブログ歴14年目”ブログ界が生んでしまった悲劇のモンスター」なのである。そんなモンスターが書いている本ブログの読者は14年の苦労が実ったのか実ってないのかわからないが現状「7人」である。

 

14年で「7人」のファンと考えると、やや少ないと感じる。

またその7人が自分が記事を書くごとに称賛等をくれるわけでもない。7人の読者との交流はない。ファン感謝祭を開いたところでこの7人が来るかどうかも怪しい関係だ。

 

また14年間やっていて、「いや~~~どくがんりゅーさんのあの記事、ホント良かったです!」などの類の承認欲求を満たすコメントは今のところ一切ない。だが批評は沢山ある。本当に割に合ってないと心のブラジルから同意する。

 

それ以前に私個人の文章能力がうんぬんかんぬんだろはこの際、棚に上げさせていただきたい。

 

 


 

『-つまらない人間とは「自分の内面を語る人」』

(「どう書くのか その1」P140~)

 

 

私も酔っ払った暁には自分のスポーティーな生い立ちを相手がげんなりするまで話してしまうので超耳が痛い。

たまに酔ってなくてもスポーティーすぎるが故に自分語りが止まらない時がある。そういった時は「ブログで書け」とバッサリと言い切って欲しい。僕と読者との約束ダヨ?

 

つまらない人間には、なりたくない(切実に)

 

 


 

『-文字がそこへ連れてゆく』

(「なぜ書くのか その4」P238~)

 

 

著者が辛い物書きを続けた上でいる今の立場を「文字が自分をここへ連れてきた」という表現をしている。

 

この一文が自分の心にぶっ刺さった。文字ではないが、絵を描き続けて今がある自分は確実に「絵が私をここに連れてきた」という感じだ。なんか自分で言うのはかなり臭いので胡麻化せば「右腕が私をここに連れてきた」orクリップスタジオが私をここに連れてきた」でも良い。笑わんでくれ、それくらい絵を描く前の何も持ってない自分が酷いのである。(※過去ブログ参照)

 

今、周りで付き合ってくれている友人関係を見ていると絵を描いてなかったら出来なかった繋がりが多く、それを思った上でこの文章を読んだら本当に心に来るものがあった。

 

イベントで優しい言葉をかけてくれる人、好きなジャンルを熱く語る同士、わざわざ休日にお酒に付き合ってくれる絵描きさん、絵を描くという行為がこの人たちと自分を会わせてくれたんだと。

これからも描き続ける上で嫌な気持ちになったらこの言葉を思い出したい。

 

 


 

『-書くことは生き方の問題である』

(「なぜ書くのか その4」P244~)

 

 

何かを自分で表現して、それを通じて人と触れ合る。書くことだけじゃなくて、自分の考えを発信して他者と交流すること。

 

自分に素直に生きたい。描きたいことを描くし、生きたいように生きよう。

好きなことすきなだけ(*'▽')

 

 


 

 

冒頭でも述べた通り、感想・思いはホットなうちに文章や言葉にしたほうが良いと思う。

口下手な某だけど思いはちゃんと伝えたい。ありがとう今のオレ。

という訳で今後もどくがんりゅー読書感想文、略して「どく書感想文」を書き綴ることがあるかもしれないので何卒。では。